こんにちはA2ラボラトリーです。
今日は、チェロのオープン修理(ほぼオーバーホール)です。

表板、裏板、表板は5箇所ほど割れがありました。
かなり難しい修理になりそうです。

まず慎重に剥がしていきます。ここで無理をすると、表板がバラバラになる可能性があるので。

オープンした後に改めて確認です。
バスバーがほとんど取れてました。これが原因ですね。

まずバスバー修理です。
次に、表板の割れを修理します。
内側からは、パッチ(補強材)をあてます。

かなり割れてましたね。
あまりここまで割れている修理は、珍しいです。
裏板も同じように修理します。

クローズ接着です。

かなり大変でしたが、上手くいきました。
ありがとうございます。
チェロの修理途中で、ドイツのOLDバイオリンを気に入ってくださり購入された、お客さもありがとうございました。

面構えと音もよく、状態も良好な楽器です(^^)
楽器の購入、修理など、お気軽にお声掛けください。A2ラボラトリーでした。